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2006年12月15日 (金)

子どもの仕事


わが家では、お風呂掃除は小1の息子の仕事です。

年長のときにオットが掃除の仕方を教え、それ以来任せているのでなかなか上手です。

新聞もよく取りに行ってもらいます。

平日の朝はたいてい私ですが、週末は息子の仕事です。

ガレージの開け閉めも、基本的に息子がやります。

特にオットが運転するときはいつも息子にやらせます。




以上、すべてオットが率先して息子にやらせている仕事です。

オットは「できることは自分で」という考えの持ち主です。

私もオットの意見に賛成しているので、うっかり自分でやる場合を除いては、

息子にさせるようにしています。




数日前のこと。

息子はPC部屋で宿題をし、私はキッチンで夕食の準備をしていました。

4歳の娘がトイレに行きたいと言うので、

私は「おにいちゃんにトイレの電気をつけてもらいなさい」と言いました。

ほどなくして娘が戻ってきて、「おにいちゃん、いやって ゆった」と。

私はカチンと来て「ゆうきーー! トイレの電気、つけてあげなさい!!怒ってる

と大声で叫びました。




しばらくして息子が泣きそうな顔をしてキッチンにやってきました。

「ねぇ、どうしてぼくには仕事がいっぱいあるの。

お風呂洗いとか、新聞取るのとか、あと……ガレージを閉めるのもぼくの仕事だし、

お洗濯(の手伝い)とか電気つけるのとかもそうでしょ」

私は一瞬、「それぐらいのことで文句言うな!」と、怒鳴りそうになりました。

でもぐっとこらえて、さらに話を聞いていると、息子はこう言いました。

「……ぼく、なんか使われてるみたいな気がする涙ぽろり

使われてるみたい? 




この言葉はちょっとショックでした(図星という言い方もある……)。

確かに、最初こそうまくできたら息子を褒めてやったものの、

今ではやって当たり前でだんだん褒めることもなくなり、

「それやったらお風呂やってよ」「できた? ご苦労さま」でおしまいになっていました。

それどころか、上記のように私が忙しかったりイライラしていたりすると、

命令口調になります。

それに「こういうわけだから、あなたの仕事はこれこれよ」と説明したことはなく、

小さいころのお手伝いがいつのまにか息子の仕事になったという感じでした。

なので、ここは一つきちんと説明をしなければなりません。

私はしゃがんで息子と目線をあわせ、ゆっくり話しました。




「ゆうくんはお父さんとお母さんの子だね。家族だよね。

家族はね、みんな、できることをやって助け合わなくちゃいけないんだよ。

だから、お父さんは会社に行って仕事をするし、

お母さんは買い物へ行ったりご飯を作ったり、洗濯したり、洗濯物をたたんだり、

掃除したりするの。それがお母さんの仕事なの。

ゆうくんの宿題を見て分からないところを教えることもね。

……ゆうくんが洗濯物をハンガーからはずしたり、

中オモテのものをひっくり返したりするのは、仕事というよりお手伝いなの。

頼んだときだけ手伝ってくれればいいの。電気付けも同じことよ」




……と、なかなか納得しない息子に半ばキレそうになりながら、

こんこんと言い聞かせました。

結局笑顔は出ませんでしたが、新聞取りはこれから娘の仕事にすることを約束して、

少し分かってくれたようでした。




きっと息子にしたら、(妹はテレビを見ているのに)夕方宿題で忙しいときに

「電気つけて」だの「お風呂洗って」だのと言われて、理不尽に感じたのでしょう。

夕方は私にとっても忙しい時間で、つい口調も厳しくなりがちです。

言い方に気をつけなければ、と思いました失敗

それにやって当たり前でも、ありがとうはちゃんと言わなきゃダメですね。

わが子に、「親に使われてる」なんて思われたくありませんから。




この件では、私に反省点があるにもかかわらず、

どうしても「息子が自分のやるべきことについて文句を言っている」

という感じがして嫌だったので、どこか息子のほめるところはないかと探しました。

するとまたアメリカの子育て本の一節が頭に浮かび、ちょっと応用してみました。




「ゆうくん、正直に気持ちを話してくれてありがとう。

ゆうくんは、ズルイとか言わなかったし、お母さんを責めたりもしなかったね。

ゆうくんがそうやって上手に気持ちを打ち明けてくれて、

おかーさん、よく分かったし嬉しかったよ」




息子にちょっと笑顔が出てホッとしました四つ葉







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子育て」カテゴリの記事

コメント

TITLE: Re:子どもの仕事(12/15)
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そうですよね。お手伝いというか、仕事って、難しいですよね。本人が、自発的にするのが一番いいことですが、「使われているみたい」と思われてしまうのは・・・。

うちの上は、まだ、自分から手伝いたいと思う気持ちが強く、私の方が足手まといになるから、邪魔だっと怒ってしまうことが多いですが、本当は、このやる気満々の時点で、上手く誘導していって、子どもに、お手伝いや仕事の意味をしっかりと教えた方がいいのかもしれませんね。

私も、邪険にしないで、してくれたことには、どんな結果だろうと、感謝の気持ちを伝えていくように心掛けたいと思います。

TITLE: 子どもと向き合うこと
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こんにちは!親子が向き合う姿を、親の目線、子どもの目線の両方から伝わってきました。まままりもさんは、この両方の目線を持っていて、スイッチの切り替えができる所や、正直に自分と向き合っている所がステキな所だと思います。
そして、一つ質問です。私も息子にお風呂掃除を今後お願いしたいと思っています。お子さんがお風呂掃除をする時は、汚れ落としの洗剤も使っているのですか?

TITLE: はじめまして^^
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同じ年齢の子を持つ親としていろいろと気づきを頂いてます。先日の国語の教科書も(同じもの使ってます)・・言われてみて目からうろこでした・・
これからもいろいろと気づきを頂きたくってお気に入りにさせていただきますね。
どうぞ よろしく^^

TITLE: Re[1]:子どもの仕事(12/15)
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yuminorinさん

一応今でも手伝いたがるときは(たまに)あるのですが、親から言われると嫌なんでしょうね。でもこんな記事を書いたものの、小1のわりにはよくやってくれていると思います。私自身、本当に手伝わなかったらしい(母曰く)ので……(^_^;) 欲張らず、やってくれることに感謝しながら、少しずつ大きいことを任せていこうと思います。

TITLE: Re:子どもと向き合うこと(12/15)
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aqua(アクア)さん

ありがとうございます(*^_^*)
子育て講師の方からほめていただけるととっても嬉しいです♪
おふろ洗剤、前は使っていました。バスマジックリンだったかな。今は研磨スポンジに長い柄のついた道具を100均で見つけたので、それを使っています。
いつもは息子に掃除を任せますが、ときどきは私が交代して磨き残しのないようにしています。
たまに、浴槽につかっているとにゅるっとする所もあったりするので……(^_^;)

TITLE: Re:はじめまして^^(12/15)
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YU3910さん

はじめまして。コメントとリンクをありがとうございます。
私のブログで何かしら気づくことがあるなんて、光栄です(*^_^*)
これからもよろしくお願いいたします。

TITLE: ありがとうございます
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お風呂洗剤の件
私の素朴な疑問に答えて下さり、ありがとうございます。
100均というところも参考になりました。
あれこれ、子どもと楽しみながら、道具を選ぶ所からやってみようかな〜とイメージも膨らみます。ありがとう^^

TITLE: 家事の分担
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CTP絵本のSocialにあった、『Families Share』という絵本を思い出しました。家族は楽しみも悲しみも家事も分担すべきなんですよね。

私も、子どもが出来ることから徐々にお手伝いさせようと思っています。(今は、食べた食器の片付け程度です)

もちろんダンナに対しても同じですが、働いてくれているダンナには家事というよりも最低限、自分の食べたもの、脱いだもの、使ったものは片付けるよう指導。

当たり前っちゃあ、当たり前のことでお恥ずかしいのですがA(^ ^;)、これさえやってくれれば家の中の雑用の3分の1は片付いたのも同然。
結婚してから4年目の今でも、口うるさく言っています。

※よくアメリカのホームドラマでは
『○○家の一員として、やるべき』みたいな表現がよく使われていますが、私も子どもやダンナにそう言って教育しようかな。

TITLE: Re:ありがとうございます(12/15)
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aqua(アクア)さん

どういたしまして♪
楽しんでお掃除できるといいですね(*^_^*)

TITLE: Re:家事の分担(12/15)
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かいとまとさん

>※よくアメリカのホームドラマでは
>『○○家の一員として、やるべき』みたいな表現がよく使われていますが、私も子どもやダンナにそう言って教育しようかな。
-----
まさに、このセリフを言いたかったんです、息子に。You are a member of this family, so...”って! でも英語で言うことに違和感があって日記のような感じで言ったのでした。
日本では「まだ子ども」と思ったり、子どもにやらせるとかえって困ったりして、「仕事」をまるごと任せる家庭って、欧米ほど多くないような気がします。私は「まったく何にもしないんだから!」と母にずっと言われていました。やれと言われたときにはもうやりたくない年頃だったんですよねぇ(^_^;) 自分の仕事を責任もってやり遂げることは、小さいころから習慣づけたいと思います。私のようにならないように……。

TITLE: はじめまして。
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初めてコメントします。 素敵なブログですね。 息子さんとの関わりを読ませていただいて、とっても勉強になりました。 最後の一言が とても素敵です。

TITLE: Re:はじめまして。(12/15)
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かたこさん

はじめまして。コメントをありがとうございます。
仲良し親子、ためになる親子関係をめざして試行錯誤の毎日です。よろしかったらまたいらしてくださいね♪
少しでもご参考になると嬉しいです(*^_^*)

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