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2007年2月 3日 (土)

なんてこと!今度は息子がやってしまった!

ほんの2つ前の記事で、息子が友だちに背中を踏まれて泣き、

相手の親御さんと話をしたということを書いたばかり(こちら)。

なのに今度は息子が、別のお友だちを戦いごっこで泣かせてしまいました失敗




2階が騒がしいなぁと思っていたら、突然泣き声がしたので飛んでいくと、

お友だちが寝そべってワァワァ泣いて、息子はその隣で正座していました。

一応事情を聞いてみたものの、息子の釈然としない説明によけい腹が立ち、

「あんたもこないだ同じようなことで泣いたでしょ! 謝りなさい!!」

と叱りつけました。

本人同士はすぐに元にもどり、

普通に遊んでお友達は何事もなかったかのように帰りました。

でも私は、この件を息子に軽く取ってもらいたくなくて、

ある程度イライラが静まってから話し合いをしてみました。




まずは体勢がどうなっていたときに、お友だちが泣いたのか。

じっくり聞いてみると、お友だちの上に十字になるように

息子が上にかぶさったようでした。でも背中は踏んでいない、と。




そして、それがどうしていけないのかをこんこんと言い聞かせました。

「ほんの2日前に、あなたも同じように痛い目にあったのだから、

痛いことが分かるでしょう」

「痛いことをしてはだめ」

「どんなに楽しくてもやっていいことと悪いことがある」

「下手をしたら耳の鼓膜が破れて(今日のお友だちは耳をおさえていました)

医者に行かねばならない」

「(あなたが別の子にやられたように)お腹を踏んだら

お腹の中がぐちゃぐちゃになって死んじゃうこともある

(内臓破裂をイメージしてます。ちょっと大げさ?)」

「これは、チャレンジ1年生や宿題をやるより、とてもとても大事なこと」

などなど……。




息子はかなり凹んだようです。

「今どう思う?」と私に聞かれてなかなか答えられず、

涙を流すまいと視線も落ち着きませんでした。

でもようやく「悪いことをしたと思う……」と。

私は、息子の表情やしぐさから分かってくれたかなと思い、もういいよとTVを許しました。




TVが終わってからもなんか浮かない顔の息子。

でもま、そのうち元気になるだろうと私は気にせずPCを触っていましたが、

一向にこちらに来る気配もなし。

娘が入ってきたので「おにーちゃん、何してる?」と聞くと

「ん〜、疲れてるみたい」。

ちっとフォローしてやるかと思ってリビングに行くと、

息子はTVを消したまま、暗い顔で座っていました。

「ゆうくん、どうしたの。もういいよ、分かったでしょう」

「……」

「何か言いたいことあるの?」

落ち着いて話をするため、またPC部屋に行き、向き合いました。




言いたいことがありそうだけど言えないようだったので、

「じゃ、ゆうくんは今どうしたい?」と聞くと、

「……謝りたい」と沈んだ声で言いました。

私はびっくり。でも本心から言っているのが分かって嬉しかったです。

「そう。いつ謝る?」

私は、息子がその子と朝いっしょに登校するので、

そのときでいいかと思ったのですが、息子は「今」。

まだ時間がそんなに遅くなかったのですぐ電話をし、

ママさんに事情を話して本人同士で話させ、

息子は、言葉少なでしたがちゃんと謝れました。

電話を切ったあともまだ息子の罪悪感はきれいに消えたようではなく、

「もうしないからって言えばよかった……」とこぼします。




私はふいに、「じゃぁほかのお友だちが、同じように誰かの下になっていたら、

ゆうくんはなんて言う?」と尋ねました。

いじめを見ても傍観者にならないで、という願いをこめて話を進めました。

息子はちょっと考えて、

「『上に載ったら傷つきやすいからやめたほうがいいと思うよ』と言う」と、

ゆっくり言いました。

「そうだね、でもそんなに長く言うと、下のお友だちはその間苦しいと思うから、

すぐに『やめろや!!』と叫ぶといいんだよ」と教えました。




そしてまた思いつきで、こんなことを聞いてみました。

「ねぇ、下になっているお友だちが苦しんでいるかどうか、

どうやったら分かるかな。どこを見たらいいか、考えてみて」

息子はしばらく考え、

「かお?」

「そうだね。顔を見たら苦しいかどうか分かるよね。ほかは?」

しばらくの沈黙のあと、

「床が硬かったら痛いと思う」

なるほどね。確かに今日の戦いごっこはフローリングでやっていました。

「そうだね。ほかには?」

「上に乗っている物が重たかったら痛い」

「もちろんそうだね。ランドセルくらいならいいけど、

ゆうくんが乗ったら重いから痛いよね。

(息子に乗った)Aくんも重かったでしょ。ほかには?」

「う〜んと……聞く?」

「そう! どんな声か聞いてみたら、苦しいのが分かるよね。」






という具合に、戦いごっこをきっかけに、いろいろと考える時間がもてました。

今思えば、息子が「聞く」と言ったのは、痛いかどうか本人に質問する、

という意味だったのかもしれません。

いずれにせよ、話し合いにかなり時間を取ったし雰囲気も重かったので、

次に似たような状況に遭遇したら、

息子はたぶん「おや?」と思ってくれるのではないかと期待しています。

たとえ話し合いの内容を全部覚えていなくても、

感覚的に「これダメやん!」と分かってもらえたらいいなと思います。

今日はとてもとても長くなってしまいました。

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました!花花

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子育て」カテゴリの記事

コメント

TITLE: ドキュメント!
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まままりもさん
こんにちは!
お友達は、やったり、やられたりしながら、体も心も痛い思いをお互い味わいながら成長していくんですね。
ここでの話で、まままりもさんが素敵だと思うことが3つあります。1つはある程度イライラがおさまってから話を切り出していること。やはり、親が出来事を客観的に見れることは、大切ですものね。そして、息子さんの反応をみながら「どう思っているの?」と聞いてあげていること。3つ目は、また同じ状況に自分以外の子もみかけたら。ともう一歩先を訪ねていること。
子どもにとって、親から言われたことは心に響き、さらに自分の気持ちも聞いてもらたり、その先のことも聞いてもらえたとしたら、更に安心だと感じました。
ドキュメントのようなこの出来事、私にとっても心に響くおはなしです。

TITLE: Re:なんてこと!今度は息子がやってしまった!(02/03)
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とても大事なことですよね、こういうことって。

男の子同士って、つい、戦いごっこに力が入りすぎて・・・ということがよくあると思います。いきすぎて、怪我でもさせたら、やはり、お互いもっとつらいですし。。。

まままりもさん、ちゃんと、子どもにどうしたら良いかを考えさせていらっしゃるので、本当に素晴らしいですよね。
これから、こういうことがあったとき、参考にさせていただきます。

TITLE: 子どものけんかにタイする親の出方
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大変参考になりました。親は子供のけんかに口を出してはいけないという人もいますが、我が子のしつけに関しては口を出すべきだと思います。相手の子どもを悪く言うのは、それこそ子どものけんかに口出すなというものだと思いますが、我が子がいじめる人になってもらいたくありませんし、親が真剣になっていることがどれほど大切なのかを分からせるのって、やっぱり親の大切な仕事だと思います。ありがとうございました。

TITLE: Re:なんてこと!今度は息子がやってしまった!(02/03)
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先日のお友達にやられた時の対応にも、関心しました^^が今回も参考になりました。
男の子は遊びのような、けんかのようなで、いじめるつもりはないんだろうけど、一歩間違えると怪我したり、心痛めたりしてしまいますよね。
うちもだんだん話せば判るようになってきたので、人の気持ちがわかる子になってほしいと、日々カットしないように冷静に話すように心がけてます^^

TITLE: Re:なんてこと!今度は息子がやってしまった!(02/03)
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なるほど…勉強になりました。いろんな事を乗り越えて、子どもも親も成長するのですね。そうそう、感情的に叱っては、決して子どもは理解しないんですよね。イライラを鎮めてからでないとね…私には、まだその技が身に付いていません。

TITLE: Re:なんてこと!今度は息子がやってしまった!(02/03)
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うちにも息子がいますので・・・でもなかなか時間をかけて息子に向き合ってあげていませんでした。
反省です。子どもの成長にどのように親がかかわっていくか、大変勉強になりました。

TITLE: Re:なんてこと!今度は息子がやってしまった!(02/03)
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世のお母さんたちがみんな、まままりもさんみたいに、子どもとゆっくり話し合う時間を持ってあげることができたら、いじめとか自殺などの問題はだいぶ減るのではないでしょうか。私はときどき子どもに対して感情的になったりしてしまうので、まだまだ修行が足りないなと反省させられます。

TITLE: aquaさま
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ありがとうございます。
思いつきで「もし〜なら」とか、「痛いかどうか確かめるには……」という話になったけれど、
とても充実した話し合いになったと思います。
これから先のことを話すのって良いことなんですね♪

TITLE: yuminorinさま
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小学生ともなると、遊び方もあらっぽくなるので
親も今まで以上に注意しなくちゃいけないなと思います。
ちょうど少し前に「やられる側」を経験したばかりだったので、
よけい話し合いに熱が入りました。

TITLE: ぞぉさんさま
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そうですね、今回はケンカに口出しをしたというより、しつけをしたつもりです。
我が子が「やる側」になってしまった場合、つい状況を甘く見て 「男の子ならこのくらいのことあるわよ」 で済ませてしまいがちですが、それが当たり前になってしまうのが怖いです。神経質になる必要はないと思いますが、意識を高く持っていることは大切だと思います。

TITLE: iroha411さま
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ありがとうございます。
そう、「いじめたつもりはない」という無自覚がいちばん怖いし厄介だと思います。
実際、知り合いのママは、お子さんが友だちをちょっとからかっただけなのに注意された、と不満そうに話していました。過剰反応は不要ですが、「ちょっと〜しただけ」という意識は持ってほしくないなぁと思います。

TITLE: aloha520さま
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イライラが静まるのを待ったのは、私にしてはめずらしいことです。
いつも感情的に、がーーー!っと怒鳴ってあとはほとぼりが冷めるの待って終わり、というパターンですから。
でも今回のことは、私も構えました。
これはちゃんと話し合わないと、と。
たぶんこの前に「やられた側」を経験していたから、そういう意識をもてたのだと思います。

TITLE: プーミーさま
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私もふだんは、じっくりと子どもに向き合う時間なんて持っていません(^_^;)
空いた時間があればつい、PCにふらふらと行ってしまいます。
そのかわり何かあったときは、じっくりとそれこそPCそっちのけで真剣に付き合おうと思っています。
でも、普段から私の愛情を子どもが感じていないと、肝心のときがきても、子どもが拒否することもあるんですよね、きっと。まだ小さいから経験していないけど。
普段からの愛情表現もしっかりしておかねば、と思います。

TITLE: texmamaさま
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ありがとうございます。
私はたぶん自分の経験上、人間関係やいじめについて、人一倍関心が高いのだと思います。
ブログを通して共感してくださる方が1人でも増え、それでいじめが1つでも減れば
これほど嬉しいことはありません(*^_^*)
夢のような話ですけれど。

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