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2008年2月22日 (金)

母の葛藤: 息子が約束を破ったとき

仕事の途中だけど、忘れないうちに記録しておきたいので更新します。

我が家には、DSで遊ぶのは1日おきに30分だけ、というルールがあります。

30分を超えたら、DSは1週間禁止。

この「1週間」は、息子が自分で決めた期間です。

私も夫も長いんじゃないかと思ったのですが、今まで意外とうまくいっていました。

先週の水曜日、息子は友達とDSをやっていて30分を大幅に過ぎてしまい、

翌週の水曜日までDSが禁止になりました。

今日はまだその禁止期間中です。

学校から帰宅するなり、息子は言いました。

「あのね、今は禁止って分かってるんだけど、ぼく悲しくなるかもしれないけど......」

支離滅裂なことを言いますが、

すぐにDSを持って遊びに行きたいのだなと分かりました。

聞くと、クラスのDSを持っているAくんの家に、

BくんとCくんが自分のDSを持って遊びに行くとのことです。

息子もその子たちに加わりたくて仕方なく、

今は禁止期間中と分かっているけれども何とかならないか、と思っているようです。

「みんなDS持って遊ぶから、ぼくも持っていきたいな。

でも禁止だもんなー。DS持たないで遊びに行ってもつまんないし......」

今回を特別扱いしてほしいと思っているのは見え見えですが、

それは無理だという気持ちもあるのでしょうね。

お願いだからDS持って遊びに行かせてと、はっきり言いませんでした。

私は、息子がルールを破ったこと、

自ら「1週間」の禁止を決めたこと、

ルールを破ったのだから、破った場合のルールを守らねばならないことを

息子に再確認しました。

息子も分かっているので、私はあまり強く言いませんでした。

ほどなくして息子は涙をこらえきれず、嗚咽し始めました。

腹を立てたり癇癪を起したりして泣くのではなく、

半分あきらめた感じの、悲しげな泣き声でした。

息子が逆ギレしたら、私も「何言ってるの!」と叱ることもできるのですが、

自分が悪いと分かっている息子の気持ちが伝わってくるから、私も辛い......。

あぁ〜〜、特別扱いしてやりたい!!

私、息子の泣き声に何度負けそうになったことか!

もともと「1週間」は厳しいよな、と思っていたのです。

きっかけさえあればもっと短くしてやりたいと思っていたのです。

でもこのタイミングではまずい。

ここで特別扱いしてDSをOKしてしまうと、息子は

約束を破った当然の報いを受けることもなく望み通りの結果を得ることになります。

さらには、「泣いて心からお願いすれば聞いてもらえる」

ことを経験させてしまいます。

それだけは絶対に避けたいと思いました。

いつもは宿題とチャレンジ2年生が後回しだけれど、

今日は先に済ませて、そうしたらDS遊びOKにしてやろうか......

でもそうすると、「〜したら〜させてもらえる」という

交換条件が当たり前になってしまいそうです。

ご褒美をあげるのとはわけが違いますから、これはダメです。

それに、交換条件が当たり前になると

「〜してくれないなら〜しない」ということにもなりかねません。

でもね、本当に苦しいです。

私の膝でさめざめと、本当に悲しそうに泣くわが子......。

なのに私は、このルールは厳しいと自分自身思いながらも

それを守らせようとしているのです。

息子が泣いている間、特別扱いしてやりたい気持ちと

この機会を最大限に生かすために「ダメ」を貫かねば、という気持ちとで

ものすごーく葛藤がありました。

でも(幸い?)息子の泣いている時間が結構長かったので、

慰めてやりながら、私の出方を考える時間がありました。

ぐるぐる考えた結果、今回はやはり当然の報いを受けてもらうために妥協しない、

でも今の1週間の禁止期間が終わったら、3日間に縮めようと決めました。

それから、今日のことは息子にも相当辛いはずですので、

その埋め合わせになるような時間を息子と過ごすことにしました。

「おかーさんさ、カップケーキ作ろうと思うんだけど、一緒に作らない?

おやつに食べない? 一緒に食べながら、ゾロリでも読もうか」

息子はまだ気持ちが晴れたわけではありませんが、少し考えて

とぼとぼと一緒に台所にやってきました。

「ホットケーキミックスの袋、切ってこのボールに入れて」

「卵、割ってここに入れて」

「牛乳入れて」

普段は息子がキッチンに来ると「ほらほら、ジャマだよ」と追い返すのですが、

このときばかりはいろいろとお手伝いをしてもらいました。

だんだん息子も気持ちを切り替えられたようで、

「カップケーキ作るのもなかなか楽しいねぇ」と言ってくれました。

カップケーキ(蒸しケーキ)をチンしている間、

禁止期間を3日に縮めることを話しました。

「1週間て、辛いでしょ? 今日みたいにね。

だから、今の1週間が終わった後、3日にしようかと思うんだけど、どう?」

息子はホントにいいの?と言いたそうな顔でうなずきました。

「どうして3日にするかというとね、お母さんはゆうくんが大好きだからだよ」

息子は照れたように私の膝に顔をうずめました。

その話が終わったころ、ちょうどカップケーキもできあがりました。

息子はおいしい♪と2つも食べ、食後にココアを作ってさらに機嫌が直り、

そのあとは私が「解決ゾロリ」の本を5分ほど読んでやったら

もうすっかり平気になりました。

......実は午後は和訳チェックの仕事を進めるつもりでしたが

この一件でほとんどできませんでした。

でも、とても有意義な時間を過ごした気がします^^

長文を読んで下さり、ありがとうございました花

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子育て」カテゴリの記事

コメント

TITLE: Re:母の葛藤: 息子が約束を破ったとき(02/22)
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まままりもさんの葛藤が痛いほど伝わってきました。

お兄ちゃん、すごい。ちゃんと我慢したんだもん。
自分で決めたルールを守ったという自信はきっと大きいものだと思います。

それにしても、まままりもさん、よく耐えましたね・・・。私だったら、仕事がある、って思ったら、一喝して終わらせてしまいそう。自分の育児を振り返ると、今日もあんな風に雷を落として・・・子供の心に寄り添ってないな・・・と反省してしまいました。
いい話をありがとう〜。

TITLE: 素敵です
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葛藤しながらがも、きちんとゆうくんと向き合ったまままりもさん、素敵です。私もまままりもさんみたいな母親になりたい!と思いました。それにゆうくんもエライですね。約束ちゃんと守るんですもの。

今日は翻訳チェックのお仕事でカリカリしていたのですが、とても癒されました☆

TITLE: Re:母の葛藤: 息子が約束を破ったとき(02/22)
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お兄ちゃんも、まままりもさんもがんばりましたね!!
つい泣き出しちゃうと、かわいそう・・・の方が
勝ってしまいそうな気がするけど、ちゃんと自分の言った言葉を守ることはやはり大切ですものね。
私ならどうするか・・・・真剣に考えちゃいました。
母として、子供に教えることや反対に教えられること
たくさんありますね!!

TITLE: Re:母の葛藤: 息子が約束を破ったとき(02/22)
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まままりも母さん、あっぱれです!!子どもに対して、「〜したら、〜する。」という交換条件を与えるのは、よくないとわかってはいても、ついつい安易な作戦?に出てしまうんですよね。私の場合、偏食だったSくんが、初めは「これを食べるとアンパンマンより強くなれる」で、なんとか食べてくれてたのですが、最近は「これを食べないと、食後のイチゴはあげない」なんていう言い方に変わってきています。それで、食べてくれれば…なんて思ってしまうのですが、本人のためにはなっていませんよね。少し反省しました。

とてもよい話、ありがとうございました。お仕事、がんばってくださいね〜

TITLE: Re[1]:母の葛藤: 息子が約束を破ったとき(02/22)
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たまぞう♪さん

ありがとうございます。
仕事は、時間的に少し余裕があったし、たまたまこのときは
私も機嫌が良かったのでわりと冷静に対応できたのだと思います。
でも、親の言うことに一貫性を持たせるのがいかに難しいかを
思い知りました。
意識しないとできないことだなと思いました。
(意識してても大変ですもの^^;)

TITLE: Re:素敵です(02/22)
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nana_akさん

nana akさんもお仕事中なのですね^^ がんばってください♪
息子はよく逆切れせずに耐えてくれたと思います。
子どもを喜ばせるのは簡単ですが、子どものためになることをするのは
時に大変だなと思いました。
私にとってもこのことは良い経験になりました^^

TITLE: Re[1]:母の葛藤: 息子が約束を破ったとき(02/22)
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あいしんちゃんさん

本当に、子育ては親育て、とはよく言ったものです。
今回に限らず、息子が純粋に、正面からぶつかってきてくれたり、
怒られてもすぐに立ち直ってくれたり、と
子どもから気付かされたり教えてもらったりすることって多いです。
それに自己嫌悪になっても、子どものおかげで救われたり……
親も、子どもと一緒に成長していくものですね。(つーか、成長しなくちゃ!)

TITLE: Re[1]:母の葛藤: 息子が約束を破ったとき(02/22)
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aloha520さん

ありがとうございます。
交換条件のことは子育ての本にもちょくちょく書いてあって
なるほどなぁと思っていました。
心に余裕のないときはすぐに「もう、分かったよ!」と子どもの言い分を
通してしまうのですが、なるべくいつも一貫性をもって
「子どもを喜ばせる」ことより「子どものためになる」ことを実践していけたらなぁと思います。

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