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2011年2月 2日 (水)

企画にするのをやめた本。エラそうにレビュー。

Screamfree Parenting という本を読んでみました。
買ったのは数年前、米国アマゾンの子育て部門の売上ランクで
かなり上位にあった、人気の本です。
レビュー数も140くらいありました。

せっかく読んだので、忘れないうちにここに記録しておきます。

第1部は、冷静な親でいることの大切さを3章にわたって説明。
冷静であるためには、子どもよりも自分に焦点を当てましょう。
確かに子どもに腹が立つことは多々ありますが、
親がどのように対応するかは親次第です。
「子どもが私をこうさせた」ではありません。
子どもは親を動かすほどの力を持っていませんから。

第2部では、4章を使って子どもに「空間」を与えなさいと説いています。
物理的なものよりむしろ精神的な空間を、という意味で。
つまりは子どもに考えさせ、行動させなさい、ということのようです。

親は子どもの言動の責任を負うのではなく、
子どもに対する自分の言動について責任を負うべきだ、とも言っています。
これは、子どもが自立して責任感ある大人に成長するよう導くために、
親がどう子どもに接するのか、それに対して責任を負っているということ。
一応、空間の作り方として8つの方法が挙げられています。

第3部では親と子でしっかりと立場を理解しなさいと言います。
子どもとナァナァ(友達関係のよう)にならないように気をつけましょう。
親子で笑顔になれるあったかい時間をもつことと、
やるべきことはしっかりとやる、ビジネス的な時間をもつこと、この二つが大事。
特に後者の場合、子どものためにどこまで頑張らせるかが難しい。
親はつい手を貸してやりたくなるけれど、手も口も出さないで見守る。
これは親の我慢のしどころでしょうね。

それから、約束は大事、とも。
親は自分の言ったことに責任を持ち、コロコロ言うことを変えずに
一貫して約束を守りなさい、と言います。
そうすれば子どもにも、約束は口先だけのことではない、
大人は信頼に値するということが分かります。

第4部では、親はまずは自分を愛することから始めなさい、と言います。
最初の「自分に焦点を当てましょう」と重なるのですが
さらに膨らませて、loveの4レベルについて述べます。
1.自分のために自分を愛する(これは子ども)
2.自分のために相手を愛する(実はいちばん多いパターンらしい)
3.相手のために相手を愛する(こんな親は子どもには重すぎる)
4.相手のために自分を愛する(BEST!)

もちろん目指すは「4」です。
自分を愛して、自分をケアして初めて
相手のことも大事にできる、ということです。
だから子育てに振り回されて
(心身ともに)健康管理ができないというのは
本末転倒だよ、ということみたいですね。
 

 

内容のエッセンスを抽出すればこんな感じでしょうか。
こうやってまとめると、当たり前だけどできていない、大切なことが
結構あるなぁと改めて思います。

だけど、エッセンス以外のところは、ほとんど不要に思いました。
何かにつけて、回りくどいし、ウルサイ感じがします。
しかも、精神論的なことが多くて具体例がほとんどない。
これじゃぁ頭で分かっても実際どう言えばいいか、どう動けばいいかが
分からなくて、あまり参考になりません。
それに子育てとはほとんど関係ない(と思う)記述もあって
(英語で読んでる分、よけいに)時間とエネルギーを無駄に消耗した感じ。
気に入ったら翻訳企画にしようと思っていたけどやめました~coldsweats01  
ちぇっ、また別の本で一から始めなくちゃbearing     

   

    

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