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2011年8月24日 (水)

山岡洋一さん

記事にしようか迷ったのですが
翻訳に携わる者として
少なからず衝撃を受けたので……

翻訳の大家 山岡洋一さんが20日、お亡くなりになりました。
全然つながりはないのですが
何年か前、まだ翻訳を勉強中のころ
偶然山岡さんのインタビュー記事を読んだことがあります。

そのときは、すごく厳しくて辛口で怖い人、
とにかくお名前を口にするもの恐れ多い、
雲の上の上の上の上の人、というイメージを持ちました。

それ以来、偶然またそのサイトに飛んでしまって
その記事を目にするということがたびたびあったのですが、
ちゃんと最後まで読めませんでした。
というのも、
「翻訳を甘く見るな、お前のような奴に翻訳ができるわけない」と
バッサリ切り捨てられそうな気がしたからです。
(最初に読んだときにそういう印象をもったので)

でも今回、訃報を知り、またそのサイトを読んでみましたら
一つ一つ、身に染みることばかりでした。
そんな風に感じること自体おこがましいのかもしれませんが
お仕事として翻訳をやってみて、難しさを私なりに感じています。

学習中の自分は甘かったです。
山岡さんのインタビュー記事も、
昨日新たに見つけたこの記事も、
当時だけでなく今の自分にも言われている気がします。

決して自分の力を過信せず、でも過小評価もせず、
謙虚に勉強を続けていかなければ、と思いました。

翻訳界の大黒柱がいなくなってさびしい気がします。
どうか安らかに。

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翻訳」カテゴリの記事

コメント

初めまして:
 山岡氏急死の記事を見かけ、投稿します。
 勿論、この私も、山岡氏とは何ら面識はありませんでした。ただ、例の独演会記事は読んでおり、「中々強気な人だなぁ」と感嘆しつつも、楽しく読了したものです。

 しかし、山岡氏の名前が印象に残っているのは、氏が編集した大きな辞書
「経済・金融英和辞典」日経BP社
 を頻繁に使用しており、その徹底した実務的な編集方針が大いに役立っているからです。値段は高かったのですが、確かに遣い応えがあります。

 氏の冥福を祈ります。合掌
  

Yozakuraさま

はじめまして。
コメントをありがとうございます。
山岡さんの偉大さを今更ながら感じています。
辞書まで編集されておられたのですね。

この記事を書いた後、山岡さんのご著書
「翻訳とは何か」を注文しました。
翻訳者として忘れてはいけないことを
たくさん学べそうな気がします。

まままりも様

 お手紙を拝見しました。返信、有難うございます。山岡氏の一件、未だ62歳で心筋梗塞に依る病死は、聊か唐突であり、奇異に思えましたので、再度、手紙を差し上げます。

 子育て中でいらっしゃるそうなので、「何か参考になれば---」と思い、 ネット上で見かけた記事を勝手に案内差し上げます。御不用であれば、この投稿は削除なさって下さい。失礼しました。

【翻訳家の竹之内真理さんのセシウム汚染による健康被害についてのめーる】

http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20110801/1312220460#c

 最近、年齢からすれば、まだまだ若い人が心臓病なでで突然死亡したり、或いは、持病を抱え療養中であった人などが、次々と死亡する事例が目立つため、お節介に及びました。お元気で。

Yozakuraさま

子どもの健康を思うと本当に心配です。
早く良い方向へ向かってほしいものです。
情報をありがとうございました。

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